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特急北斗281系の自由席を利用するなら4号車に座らないと損する理由

札幌と函館を約3時間半で結ぶ特急北斗号のうち、青色のヘッドカラーが象徴的な281系での運行を利用する時にマストと言っていいほど座るべき座席があるのはご存知でしたか?

今回は、一年に何度も北斗号で札幌と函館を往復する生活を送っている筆者がおすすめする「正しい281系運行の特急北斗号の利用の仕方」を解説していきます。

281系と261系の違い

本題に入る前に、まずは特急北斗の基礎知識と題して、281系と261系の違いをみなさんに紹介したいと思います。

281系

上の写真の様に、ヘッドカラーの「青」が特徴のこの車両が281系気動車です。

281系の特徴は函館ー札幌間の速達化を果たすために開発された「振り子機構」を搭載している点です。この「振り子」を使用することで、曲線部で車体を内側へと傾斜させることができ、運行時間の短縮につなげることが可能となりました。

1994年の運行開始から函館ー札幌間を、日本国内の在来線気動車としては最高速度の130km/hで走行し、同区間を最短2時間59分で結ぶなど、「3時間切り」を果たしました車両です。

現在は、車両の老朽化と線路やバラスト・枕木といったメンテナンス費用の削減を目的に最高速度を120Km/hと制限しての運行が行われています。

281系の後継車である261系の新型車は廉価版振り子こと「車体傾斜装置」を搭載していないほか、そのほか至る所でコストカットの痕跡が見られるチープ車両コストパフォーマンスの高い車両のため、札幌ー函館間での130km/h走行は今後実現しなさそうです。

*余談に余談を重ねますが、現在同じ区間を走る281系と261系では制限速度に違いがあります(曲線部など)。そのため、JR北海道が公表する札幌ー函館間の最短時間は281系運行の白老駅を通過するといったごく限られた列車でのみ実現するという裏話があります

261系(1000番台)

JR北海道の切り札の「コストカッター」こと、261系(1000番台)はヘッドカラーが白を基調としたなんとも表現しにくいカラーをしていることが特徴です。

もともと261系は281系と同じ「青色」のデザインが使用されていましたが、北海道の限りなく広がる大空を表現したとも言える「青色」のデザインは「存在感がありすぎる」ようで、JR北海道の公式発表では「重く感じるデザイン」と称されてしまうほどに。

そして「北国に降り積もる雪、滑らかさ、誠実さをイメージした」白色をベースとする現在のデザインに変更されてしまったという経緯を持つ車両です。

281系運行の北斗で絶対に座りたい自由席とは

前置きが長くなってしまいましたが、ここからは「正しい281系運行の特急北斗号の利用の仕方」を解説していきます。

実は、281系運行の北斗号には大きく分けて3タイプの座席(シート)が存在するんです。

1つ目は「グリーン車」用の座席です。

このようなタイプの座席となっています。

2つ目は「アップグレード座席」とも表現されることのある座席で快速エアポートなどのUシートなどと同様の大型の座席です。

可動式のヘッドレストやチケットホルダー、座席間のアームレストなど長距離の移動を快適にする工夫を備えています。

そして3つめは一般的な自由席です。

現在では大変稀有な存在となってしまったこの座席で、このようなタイプの座席を有する車両は183系の一部や281系の一部となってしまいました。

先程の座席と比べるとやや窮屈な座席で、アームレストはなし。ヘッドレストも可動しません。

281系の自由席5号車だけノンアップグレード

そして281系では進行方向を函館とした時の最後尾、すなわち5号車自由席だけがこの昔ながらのノンアップグレードシートなのです。

*新型コロナウィルスによる特急北斗号の減車が行われている時点での号車番号です。通常編成での運行が再開すると当該の車両は別号車となる可能性があります。

残りの4号車自由席はアップグレードされた座席なのですが、5号車だけノンアップグレード。この理由は筆者もわかりません。

しかし、同じ自由席で4号車を利用しても5号車を利用しても同じ料金のため、アップグレードされた自由席にゆとりがあれば、積極的に4号車を利用していきたいところ。

もちろん、261系で運行される北斗号のすべての自由席・指定席のほか、281系運行のすべての指定席は「アップグレードされた座席」が用意されているので、281系運行の北斗を利用するときのみ指定席にするという裏技もあります。

まとめ

今回はJR北海道の特急北斗号のうち、281系で運行される列車の正しい利用の方法と題して、自由席のお得な利用の方法をご紹介しました。

札幌ー函館間を281系運行の北斗号で移動される際には、ぜひ4号車自由席をご利用ください。

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