函館市内では満開の桜を楽しめるシーズンがいよいよ到来しました。
そこで今回は、さくらの名所「函館公園」を皆さんにご紹介しつつ、桜の上手な撮影方法などを総合的にご紹介できればと思います。
「満開のさくらをきれいに写真に残したい」
「桜の色味がなかなか表現できない」
などの願いやお悩みをお持ちの方の助けとなればと思います。では早速行きましょう。
多くの見物客。カメラ女子も多数
さすが満開の桜ということもあり、函館公園の中はお花見を行う人でにぎわっていました。
また函館公園は函館こどもの国という市内最古の遊園地が併設されていることもあり、多くの子供連れが桜を楽しんでいる様子でした。
さらに筆者にとって少し印象的であったのは、「カメラをもっている人」がとても多かったという点です。
「写真女子」「フォトブーム」などの言葉があるように、近年の写真ブームの熱狂さをひしひしと感じさせられました。
函館公園の歴史
函館公園は実は明治12年に開園した、歴史のある公園なのです。
近代の日本の都市公園の代表例として、長く市民の憩いの場となってきました。
明治12年当時のイギリス領事自らが、市民に対して「休養する場所が必要」と公園整備の資金提供や労力の提供等を直接呼びかけ、市民が工事に直接参加する形で整備されていきました。
このような取り組みは全国でも類を見ないものとされているのです。
また、公園当時からの造形がとどめられている函館公園では、約400本の桜が花見時期には満開となる桜の名所としても有名。
そのほかにも併設する博物館や最古の観覧車があるこどもの国など、時期を問わず楽しめる公園となっています。
筆者も実際に撮影してみました
そんな中、筆者も負けじと桜の写真を撮影してみました。
とはいうものの、今回は函館公園の様子もしっかりと伝えられるように「さくら」と「風景・人物」をミックスした写真をとることとしました。
上記の写真なんかは、さすが望遠レンズという圧縮感ですね。
さくらと周囲の人を一緒に入れて、にぎわっている様子を撮影したいと思い、600㎜の望遠レンズを持参したかいがありました。
ちなみに、桜の撮影では実は「露出設定」がカギなのはご存知でしたか?
適性露出(オート)で撮影すると何となく「桜がグレーになってしまう」とか「うまく色合いが表現できない」というような写真になりがちです。
そこで、簡単に今すぐできる「桜をきれいに撮影する方法」を勝手に紹介させていただきます。
- 晴れている日は、逆光で桜を撮影する
- 露出補正を使用して(プラス側)、明るく撮影する
- WB補正でマゼンタを強調して、ピンクの色を強調も可能
ぜひ使用してみてくださいね。
さあ、写真撮影に出かけよう!
いかかだったでしょうか。
写真のクオリティーとは別に、函館公園に咲く満開の桜のイメージを共有していただけましたでしょうか。
満開の桜が見られる時期は限られていますが、ぜひスマホやカメラを持って訪れてほしいスポットとなっています。
名称 | 函館公園 |
住所 | 〒040-0044 北海道函館市青柳町17−番地 |
アクセス | 市電・青柳町電停から徒歩3分 函館バス53系統 函館公園下車 徒歩1分 |