JR北海道の周遊切符(フリーパス)まとめ

 今回はJR北海道で利用することができるフリーパスでおすすめのものをまとめてみました。3つご紹介します。

 1つ目は北海道フリーパスです。そして2つ目は青春18きっぷ、最後に3つ目が北海道&東日本パスです。それぞれの特徴と注意点などを紹介します。尺の都合上、3つ目の北海道&東日本パスは次回にします。

北海道フリーパスとは

 北海道フリーパスは大人1人27,430円でJR北海道の新幹線以外の列車が乗り放題になる切符です。JR北海道の主要駅で購入できるほか、全国のJRの主な駅のみどりの窓口や旅行センター及び、主要な旅行会社で購入することができます。

最大の特徴

 この切符の最大の特徴は新幹線を除いた全列車、つまり特急列車にも乗車することができる点です。基本的には自由席にのみ乗車可能なのですが、指定席を6回まで利用することができます。この指定席の使い方が快適な旅行をするうえで重要になってきます。

おすすめの使い方

 この切符は7日間連続して利用するタイプの切符なので、北海道全体を周遊する際に利用するのがおすすめです。特に、札幌から帯広や釧路方面に向かう場合は普通列車の本数が極端に少なく、時間もかかるため、特急列車に乗車することでこの切符を最大限活用できると思います。また、札幌から函館方面に向う際も、室蘭まではそこそこ普通列車の本数がありますが、室蘭から長万部方面へのアクセスが意外とよくないので乗り放題の特急に乗車したほうがよいでしょう。

指定席を取るべき列車

 北海道フリーパスを利用する際に1番迷うのは周遊するルートよりも、どの列車で指定席を利用するかだと思います。6回しか利用することができない指定席を上手に活用するために、筆者なりにおすすめの列車や区間をまとめてみました。

1.札幌(旭川)~稚内間

 この区間を走行する特急、「宗谷」と「サロベツ」は4両1編成として運行されていますが、1号車が半室グリーン車と半室指定席、2,3号車の全体が指定席となっているため、自由席車両は4号車の1両しかありません。そのため、混雑率がかなり高く、早くから並んでおかないと座れない可能性があります。そのため、この区間では指定席を取るのが賢明だといえそうです。

2. 札幌(南千歳)~帯広間

 この区間を走行する特急「とかち」は4両編成で運行されますが、上記の特急と同じように、自由席車両は1両のみとなっています。そのため混雑が激しいです。それに加えて、途中の新夕張駅から新得駅間は普通列車の運行がないため、この区間の普通列車としての役割も担っています。そのため座席がすべて埋まっているということもしばしばあります。そうならないようにするために、この区間は指定席の予約をおすすめします。

3.始発駅以外からの乗車の場合

 3つ目は区間に限らず、始発駅以外から特急列車に乗車する場合です。始発駅から乗車する場合は少し早めに並んでいれば確実に座ることができますが、途中駅からの乗車の場合はそうとも限らないので注意が必要です。特に、複数人で乗車する場合は一緒に座れない場合も出てくるので予約するのがよいでしょう。

青春18きっぷとは

 青春18きっぷは1枚12,050円で販売されている切符で、全国のJR線の普通列車や快速列車に乗車することができます。5回分の切符が1枚にまとまっていて、当日使用する際に、駅の窓口の係員もしくはワンマン列車の運転士に使用日のハンコを押してもらうことで使用開始となります。

最大の特徴

 この切符の特徴は切符を1人で使ったり、複数人で使ったりと、いろいろな使い方ができる点です。詳しく説明すると、例えば2人で使用する際は5回分あるハンコを押す枠の2回分のところにハンコが押されます。そして残りの3回分はほかの使い方をすることができます。ここで注意してほしいのが複数人でこの切符を利用する際は改札を出たり入ったりするときに、一緒に行動しなければならない点です。

注意点

 基本的には普通列車や快速列車しか乗車できませんが、新夕張駅から新得駅の間は普通列車が運行されていないため、この区間のみであれば、特急列車に特急料金なしで特急に乗車することができます。ただし、この区間の外に特急列車に乗車した状態で乗り過ごしてしまうと、この区間の分の乗車料金や特急料金も必要になるので注意が必要です。
 また、特例区間以外の特急列車に乗車する場合は青春18きっぷは効力をなさない、つまり乗車券として利用することができないので、別に乗車料金を支払う必要があります。もちろん特急料金も支払います。

おすすめの使い方や区間

 上記のことを前提として、おすすめの利用方法や区間をご紹介します。

 まず、道外から北海道に訪れる際に使用するのであれば、北海道に到着する前に購入して利用することをおすすめします。そうすれば、空港までJRで移動する際にも利用することができます。

 ここで確認しておきたいのが、皆さんが北海道に来る際にどのような交通手段を利用するかです。私がおすすめするのは飛行機です。もし、青春18きっぷを利用して北海道に来るとなると、新幹線は特例にならないので、2490円を青春18きっぷの他に支払って奥津軽いまべつ駅から木古内駅というたった数駅で新幹線に乗車しなければなりません。また、函館のみを観光する場合は良いのですが、札幌や旭川方面へ行く場合は普通列車だと朝の5時49分に函館を出発した場合、小樽に着くのが夕方の16時28分、札幌に到着するころには17時24分になってしまうなど1日が移動で終わってしまいます。
 また、もし特急で札幌まで移動することにした場合は乗車券代の6,270円と特急料金の3,170円を合わせた9,440円を支払うことになります。これだと、青春18きっぷを上手に利用したことにはならないと思います。

 ようやく本題のおすすめの区間です。まず、新千歳空港まで飛行機で来たと仮定して話を進めます。空港から18きっぷを利用して、新千歳空港駅から快速エアポートに乗車して札幌行って観光するもよし、小樽まで直通運転をする快速エアポートに乗車して小樽に行って観光するもよしです。小樽まで直通運転をする快速エアポートは1時間に2本の割合で運行されています。

 観光したら、夜は札幌で宿をとることをおすすめします。そうすれば、翌日の朝6時の始発で旭川へ向かうことができます。2日目は朝に旭川方面へ向かい、旭川を観光するのもよいですし、富良野方面へ普通列車で向かうのもよいと筆者は考えます。旭川から富良野へ行くルートはもともと特急列車が走っていないので、普通列車を利用せざるを得ないからお得感があります。そして、日の入りの時間を調べたうえで、留萌へ行くと、日本海に沈んでいく夕日を見ることができます。その様子はまさに絶景と呼ぶのにふさわしい景色です。

まとめ

 今回は長くなってしまったので、最初に書いた通り、北海道&東日本パスは次回に書きたいと思います。

 今回の復習としては、北海道に来る際は飛行機で新千歳空港まで来るのがよいことと、旭川周辺の富良野や留萌などを観光する際は18きっぷが特に力を発揮することです。また、北海道フリーパスは全道をめぐる際に効果的です。

続編の北海道&東日本パスの記事はこちらから

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