JR北海道 新造の観光列車「はまなす」編成で賞味期限切れの商品を販売

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JR北海道は10月31日に、自身のHP上で新造した多目的車両である「はまなす」編成で賞味期限切れの商品を販売したと公表した。

31日、札幌8時51分発の特急おおぞら3号釧路行きの車内において、賞味期限切れが同月26日に切れていた「バナナ饅頭」を9個販売していた。

販売された9個のバナナ饅頭のうち3個は回収したとのことだが、3個は喫食済みであり、残る3個についても途中駅での下車をした乗客が購入したため、回収不能であったと明かした。

これに関してJR北海道は、「残り3個の商品をご購入されたお客様には代金を返金させていただきます」と発表した。

JR北海道が現在運行しているすべての定期特急列車では、コスト削減のため、数年前から車内販売の取りやめや自動販売機の撤廃が行われたが、JR北海道が観光列車やイベント列車、臨時列車などに幅広く使用することのできる多目的車両、通称「はまなす」編成では販売カウンターを設けており、地域の特産品などを販売するスペースを設けている。