水無海浜温泉は北海道函館市椴法華地区にある無料の海浜温泉です。この温泉の最大の特徴は何といっても太平洋を独り占めしながら温泉につかれるということ!今回は、そんな水無海浜温泉でプチ贅沢ができるような耳よりの情報や、実際に訪れる際の注意点などを紹介していきます!
圧倒的な眺望と大自然が魅力の温泉
水無海浜温泉は海のすぐ目の前、というより海の中にあります。
そのため、目の前には海が一面に広がっており、時間帯によっては入浴することができなくなってしまい、注意が必要です。
ですが、眼下いっぱいに広がる太平洋と時々聞こえる波の音を楽しみながら、入浴することができ、大自然を感じることができます!
温泉までの道には水無海浜温泉の歴史なども記されていました。
また、脱衣室も簡易的ですが、設けられていました。
しかし、浴場から比較的距離があり、移動しなければならないので多くの人は使用していませんでした。
このスロープを下って温泉に向かいます。
そしてこれが温泉です。
温泉の泉質は、入浴した感じですがおそらくナトリウム系だと思います。
もしかしたら違うかもしれませんが、適宜海水が流入してくる環境下なのでナトリウムは少なからず含まれていると思いますが。
そして特に注意する必要があるのは「すべりやすい」ということです。
上の画像は、温泉の床部分なのですが、昆布のようなものが一面に発生しており、非常に滑ります。
というか、滑りながら移動をすることになります。
そのため、足の爪などを気にする方などはダイビングシューズのようなものがあればよいのかもしれません。
また、浴槽に入る際に使用するであろうステップ部分が特に滑ります。
使用したくなりますが、使用しない方がよいと思います。
とは言え、実にきれいです。
そして何より無料というのがいいですね。
実際に訪れてみた感想と注意点
それでは、水無海浜温泉を利用する際に注意してほしいポイントを数点ご紹介します。
気をつけたいポイント①:満潮前後は入浴できない!
まず1点目なのですが、入浴することができない時間帯があるということです。せっかく訪れても入浴することができないような場合もありますので、事前に確認をしていくことが大切です。
上の写真のように満潮前後の時間帯は温泉内に海水が侵入してくるため、入浴をすることができません。実際に筆者が入浴を終えようとする際には潮もだいぶ満ちてきており、このような感じになってきました。
まだ、入浴をすることはできるでしょうが、なにせ海水が冷たいため満潮前後の時間は入浴を避けることが無難でしょう。
もちろんこれ以上海水が侵入してくると海にさらわれる危険性もあります。
入浴可能な時間外の入浴は控えましょう
気をつけたいポイント②:滑りやすく、段差が多い
2つ目は先述の通り、大変滑るということです。
浴槽の中も滑りますし、お風呂の深さもかなり深いです。慎重に入ったり、出たりしないと転倒や頭を強打してしまうかもしれません。
注意してくださいね。
気をつけたいポイント③:車でのアクセスが現実的。
3点目はアクセスに関することです。
この水無海浜温泉へのアクセスは基本的に車での移動しか現実的ではありません。近くのホテルまでを結ぶ路線バスはあるようですが、所要時間が長いこと、運行頻度の観点から考えると日帰りで帰ってくるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
水無海浜温泉へは車でしかほとんど行くことができないと思います。
JR函館駅から最短距離でも1時間半、大回りをしても2時間半程度で訪れることができるので、レンタカーなどを活用した方がよいかもしれません。
なお、函館でレンタカーを借りる際にはJR函館駅で借りるより、五稜郭や函館空港周辺の方が台数も多く、また料金も安くなることがあります!
函館空港からだとさらに水無海浜温泉に近くなるので、函館空港周辺でレンタカーを借りるのもよいかもしれません
詳しくは以下のリンク先で、函館のレンタカー最安値を調べてみてください!
時期にもよりますが、函館でレンタカーを借りる際には早く予約をしておかないと、台数がなくなってしまったり、希望の車種に乗れなくなったりしてしまうことがあるので、お早めに!
気をつけたいポイント④:貴重品の管理には十分注意を。
最後4点目は貴重品についてです。簡易的なロッカーはありますが、施錠できるようなものはありません。特にこの美しい海の様子を撮影しながら入浴する観光客の方などはカメラやスマートフォンなどの管理には十分注意してください。
そしてカメラ・スマホの水没にも合わせて注意してください。個人的には防水ケースを購入して持参することをお勧めします。床が滑るため拍子で落としてしまう可能性は十分にあります。
ちなみに、私事ですが先日温泉のお風呂の写真を撮影していたところ、手が滑ってしまい使用していたiPhone SE2が水没。これまで自宅のお風呂では何度も水没しているのですが、今回はじめて再起動を繰り返す現象(いわゆるリンゴループ)が発生してしまいました。
皆さんも、撮影をするときはくれぐれもお気をつけください。
まとめ
今回は、函館市にある大自然を楽しめる無料の露天風呂を紹介しました。目の前一面に広がる太平洋と温泉を一度に独り占めできる無料の温泉、みなさんもぜひ機会がありましたら、立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。
水無海浜温泉
〒041-0605 北海道函館市恵山岬町|年中無休(満潮時は入浴不可)|入浴料無料|JR函館駅から車で1時間半、駐車場あり